技術の変遷は秋の空、ワイの興味は飽きの空。時々OSSとテスト。

2023-11-05

JaSST 2023 Kyushuに参加してきました

#JaSST#Test
JaSST 2023 Kyushuに参加してきました

会社のブログでJaSST 2023 Kyushuに参加したレポートについて書きました!

せっかく個人ブログの方なので、参加の理由や参加後のお気持ちについて若干ポエミーなことを書いてみます。

参加理由

最近、私がテストや品質保証の勉強をさせていただいてまして、他の記事でもちらりと書いています。

そもそもは「テスト何もわからん」「品質保証というかそもそも品質がわからん」というノリから勉強を始めました。

勉強を進めれば進めるほどQAエンジニアやテストマネージャーの方が考えていることがすごくて感心してばかりです。

と同時に「QAエンジニアがいない部署とか組織って結構あるよな?」という現実に目を向けて、「そんな組織でもできること・やるべきことって絶対あるよな」ということをいつも考えています。

JaSSTのシンポジウムは「QAエンジニアとか、お馴染みのメンバーにワイが今更入れないだろ。」という不安もありましたが、「まぁQAも開発もロールが違うだけで価値あるものを届けたいという気持ちは一緒だから」という謎メンタルで懇親会にも参加することにしました。

せっかく参加することに決めたので「QAエンジニアの方とたくさんお知り合いになろう」「開発寄りの意見をお話しながら、QAの方に実際の現場でのことを聞いてみよう」という目標?を持って参加してみることにしました。

参加してみて

「皆さんとっても優しくて話しかけやっす!」というお気持ちが第一ですが、実際に以下のような内容を色々な方から聞けたのが非常にありがたかったです。

  • QAエンジニアというロールでは言い表せないほど、たくさんのことをやっている方のお話
    • その中でも「スクラムマスター」の資格をとっている方もいらっしゃいました
      • 品質保証は当然プロダクトの性質・仕様・思いとは切って離せないものだと思います
      • そうなると開発・QAに関わらず色々な方とコミュニケーションを取りながら仕事を進めていく必要があるはずです
      • 開発プロセスの改善や意識合わせもプロダクト品質保証活動の一環として捉えると、確かにマッチするのではないかと思いました
  • 色々なサービスにおけるQAエンジニアの方々の活動のお話
    • みんなが知っているようなToCのサービスから、ToBのサービスでのお話
    • 色々な意味で人命に関わるようなサービスのお話
  • もっと技術よりのお話
    • 実際のところアジャイル的な開発プロセスの中でどのようなメトリクスをとっているのか?
    • リリースまでのプロセスはどんな感じか?
    • テスト自動化ってどこまでやっていますか?

などなど、色々な方からお話を聞くことができました。

ただ話を聞いて満足しているだけでは意味がないので、以下のようなことを実践して行こうと思います。

  • 「自分の組織で抱えている課題は何か?」を考え、意識合わせをする
  • 課題に対してのアプローチを合意して、実際に実践する
  • 実践した結果をJaSST nanoなどで発表する
    • アウトプットのために自身も理解を深めることができ、他の人からフィードバックをいただける絶好の機会

とりあえず、JaSST nano vol.29では発表していますが、vol.30でも発表枠を抑えさせていただきました。

理想を言えば毎月発表できるくらいのインプットはしているはずなので、ご迷惑ではない限り発表にチャレンジさせていただきたいと思います。